近年、日本でもパーティーを開くことがとても盛んになってきました。
季節のイベント(クリスマスやハロウィン、イースターなど)のパーティーのほかにも、ベビーシャワーやバチェロレッティパーティーなどパーティーのテーマも多様化してきています。
装飾にこだわり、インスタ映えを意識してテーブルコーディネートし、フォトブースで撮影というのも多くみられます。そんなこだわりのパーティーを開くのであれば、ぜひ取り入れてほしいのがアクティビティ(遊び)です。
●アクティビティをやる意味って?
パーティーの中にメリハリをつけ、盛り上がりを持たせてくれるのがアクティビティ。
ゲーム要素をもたせたものや、ワークショップのようにクラフト要素のあるものなど、パーティーのテーマや集まるメンバーに合わせて用意してみましょう。
キッズパーティーの場合、時間が経つとテンションが上がりすぎてお友達と衝突したり、ぐずってきたりしてしまうことがあります。パーティーの開催時間を短めに設定することももちろんですが、アクティビティを取り入れることで気持ちの切り替えや、新しいことへ興味が沸くことで、親も子どももイライラしたりせず楽しい気持ちで過ごすことができ、より心に残る時間とすることができます。
●みんな大好き!スイーツデコレーション
今回はキッズパーティーでおススメのアクティビティをご紹介。
OIWAI LABOパーティープランナーもプライベートでは我が子のお友だちたちとパーティーをしますが、様々なアクティビティの中でもダントツ人気だったのがこのスイーツデコレーションです。
【用意するもの】
・ペーパープレート(一人一皿あると作業しやすいです)
・ホイップクリーム(パーティーではすぐ絞れるものが楽チン!スーパーマーケットに売っています)
・お好きなフルーツ
・アラザンやトッピングシュガー(製菓専門店やスーパー、100円ショップでも手に入れられます)
やり方はかんたん!
クッキーやカップケーキをひとり一つずつ配り、クリームやフルーツ、アラザンやチョコスプレーなど装飾できるものを用意。その後は子どもの自由な発想に任せて好きなようにデコレーションを楽しみます。
大人では思いつかないようなテーマを決めて飾り出す子もいれば、食べたいものをひたすらのせる子、飾るより食べたくてつまみ食いしちゃう子(笑)、いろんな個性が垣間見られてなかなか楽しいものです。
またデコレーションは意外と親もはまるので、ママたちもやってみても楽しいですよ!
●記念に残るフォトフレームづくり
パーティーの記念写真を後日入れられるフォトフレームを作るのもおススメです。
子どもの記憶は大きくなるにつれて薄れてしまいますが、形に残るものを作り飾ることで楽しい時間の思い出はより刻まれていくものになります。
【用意するもの】
・フォトフレーム(100円ショップで簡単に手にはいります。木製が扱いやすい)
・デコレーション材料(シール、ビーズ、貝殻などお好みで)
・ボンド(乾くと透明になるものがよい。木工用ボンド速乾がおススメ)
フォトフレームはパーティーのテーマに合わせた材料を用意するとベスト。年齢に合わせて、1〜2歳前後であればシール貼り、5歳以上だったら小さめビーズなどデコレーションする材料に変化をつけてもよいかと思います。
●大興奮!ピニャータ割り
メキシコが発祥といわれ、南米のお誕生日会では恒例のゲームとなっているピニャータとは、日本でいう「すいか割り」や「くす玉」のようなもの。
ピニャータは悪魔が可愛い姿に化け、その悪魔を棒でたたいて退治する厄除けのようなもので、子供たちが無事に成長するようにという願いが込められた意味があるイベントなのです。
ピニャータは紙製のくす玉のようなものの中にたくさんお菓子をつめて使用します。
【基本的なルール】
ピニャータを吊るし、子どもたちが順番に1回ずつ叩き、壊れて割れるまで続けます。
割れた後は一斉にお菓子を取りにいきます。
5歳まではそのまま叩く、5歳以上は目隠しをしてクルっと回ってから叩く(まさにすいか割りの要領で!)など年齢によるハンディキャップをつけると面白さがUPします。
落ちてきたお菓子は、基本的には早い者勝ちではありますが、子どもの場合「○○ちゃんがいっぱい取ったー(涙)」「僕、3個しかとれなかった(涙)」とお菓子の争奪戦になってしまうことも。なので、あらかじめ適当な(小さめ)な袋を配り、これに入る分だけとか、個数を決めるなど少し大人がルールを決めてあげるのも一つの手です。
●ピニャータはどこで売っているの?
ピニャータ本体はインターネットで購入することができます。
また、東京であれば広尾にあるナショナル麻布というインターナショナルスーパーマーケットで取り扱いがあります。(シーズンによって変動があるかもしれませんので事前にお店にご確認ください)
また、ご自分で作ることもできます。作り方はまた改めてご紹介しますね。